警察・検察は,やはり犯人を作り上げられる
足利事件の受刑者が,釈放されました.
警察と検察が,目をつけた個人を犯人に仕立てようとすれば,できてしまい,裁判所は地裁から最高裁まで,検察の作文を追認するだけの機関である,ということが実証されました.
20年近く,犯人の汚名を着せられて,自由を奪われた元受刑者は,本当に気の毒ですが,これによって,真犯人が何のとがめも受けず,その後ものうのうと暮らしていることも重大です.それを検察と裁判所が許したということは,大きな汚点であり,被害者の関係者にとっても,近所に住む人たちにとっても無念であり,不安がぬぐえないということになります.
事件のあった近くでは,類似の幼児殺人・誘拐事件が他にもあるということで,その逃げ延びている犯人が係わっている可能性が高いです.複数の幼児を殺害したとなれば,死刑になった可能性もあります.
また,他にも似たような状況で,えん罪におとしめられた人が,少なからずいる可能性も示しています.
警察・検察の捜査もともかく,警察・検察側の証拠と「自白」を偏重する裁判のあり方に大きな問題がありますね.
昨夜の「夜光の階段」はまさに犯人に仕立てる話です.この話では,真犯人が狡猾すぎますが.
しかし,無実の人が精神的に追い詰められて「自白」する過程がよく描かれていると思います.さすが,松本清張.
現実はもっとひどいものかもしれません.
類似の事件
足利事件に類似する事件が周辺で複数起こっているというのでざっと調べてみました.
- 1979年 足利市 5才の女の子
- 1984年 足利市 5才の女の子
- 1990年 足利事件
- 1996年 太田市 4才の女の子 現在も行方不明のまま
という具合に,足利事件を含めて,似た手口の事件で4人の幼女が被害にあっています.だいたい5〜6年ごとというのも,特殊ですね.全部が同一犯であるか,別々の模倣犯であるか別にしても.
1979年の事件では30代の男が目撃されているということなので,その年齢の推測がただしく,目撃された男が真犯人であれば,現在もう60歳を過ぎていますね.裁かれずに人生を終える可能性が非常に高いです.
凶悪事件,えん罪(の可能性の高い)事件をまとめたサイトを見ていましたが,
- 事件現場の近くに住んでいる
- 知的障害がある
- 前科がある
- 少年
が,犯人に仕立てられた人によくある条件です.
あとは,警察による証拠のねつ造,被疑者に有利な証拠は破棄,が疑われる事件が多々ありますね.1980年以降でさえも.
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