概要 †MacOS X用のデジタルモードソフト,cocoaModemでの運用について,当wiki内の情報をまとめてみました. これまでに,AFSKでRTTYの交信に成功しました(14MHzで相手はHB10DX.100W機であるFT-1000MPの出力を50Wにしぼり,ALCが許容範囲になるようにして送信.アンテナは4ele Quad). Macフリークの方には言わずもがなですが,cocoaというのは,MacOS X(最近のMacintoshのOSで,UNIXのひとつ)専用のソフトのことです.cocoaに対して,carbonというのがあり,これは,MacOS 8,9とMacOS Xの両用のソフトです. MacOS XではX用のアプリケーションも動き,かつて,LinPSKというLinux用のソフトを移植したDarwinPSKというソフトがありました. cocoaModemは名前が示すとおり,MacOS X専用に開発された最初のアマチュア無線用デジタルモード通信ソフトです.現在では,最初で唯一ですが,後から出てきたソフトは名前が付けにくいような^^; なお,申し訳ありませんが,技術的な質問にはお答えできません(その事情). 使用Mac 2008-03-08 †初代Intel Mac miniです.Intel Core duo 1.83GHzという,今となっては非力なCPUです.2.4GHz Core 2 DuoのMac miniが出たら,間違いなく買います. ソフト †cocoaModemと,cocoaPTTを下記リンクからダウンロードしました.筆者のテストしたのは,0.49(2008-03-08現在最新版)です. http://homepage.mac.com/chen/w7ay/cocoaModem/index.html 音声信号の接続 †無線機側 †PCや外部機器に接続するための端子がある無線機の場合は,直接接続でOKです.多少のケーブルの工作は必要ですが^^; 外部入力端子のない無線機ではやったことありませんが,マイク端子に抵抗で簡単にアッテネータを組んでつなぐくらいでしょう. 右の写真で,シリアルのコネクターは,下記のトランジスタースイッチ2組内蔵のもの,ミニステレオジャック2つは,PCの音声入出力用です.また,2つのDINコネクターはFT-1000MPにつなぐためのもので,1つがPacket用(音声信号の入出力,DIN5ピンコネクター),もう一つがRTTY用(FSKキーイングとPTT,DIN4ピンコネクター)です. Mac側 †MacのSP端子,マイク端子に無線機からのケーブルを直づけするか,USB-オーディオアダプターを使うという選択肢があります.マイク端子のないMacの場合は,USB-オーディオアダプターが必須となりますね. 直に †直につないでも何の問題もありません.ただし,iTunesで音楽を聴きながらの運用ができません^^; USB-オーディオアダプター †Plantronicsのを使っています.どこのでも問題ないと思います.特にドライバーも不要です.iTunesの音楽を聴きながら運用できますし,ビープ音を送信してしまう心配もありません. PTT接続 †VOX式にするには不要ですが,あまり美しくないので,PTTを使っています.問題はどのMacにもシリアルポートがないという点ですね.
ソフト †cocoaModemのサイトのcocoaPTTを使います. USB-Serialアダプター †今の製品はどうなっているか解りませんが,2006年頃に秋月で売られていたUSB-Serialアダプターは,Prolific PL-2303というチップを使っていました.秋月のアダプターにはMac用のドライバーはついてきませんが,Prolificのサイトからドライバーがダウンロードできます. http://www.prolific.com.tw/eng/downloads.asp?ID=31 DTR(TxD)スイッチ †上記アダプターに9ピンのシリアルコネクターをつなぎます.DTRとTxDにそれぞれ10kΩの抵抗介して適当な2SCのトランジスターのベースをつなぎます.コレクター側はオープンコレクターとして,DTRからのものはPTTに,TxDからのものはFSKにつなぎます.もちろん,2つのトランジスターのエミッターはどちらも,シリアルの信号線のGNDにつなぎます. 2008-03-07現在のcocoaModemではFSKのキーイングはサポートしていませんので,TxD側のトランジスターは意味をなしませんが,この配線をしておくと,MacをBoot CampでWindowsでブートさせたとき,MMTTYでFSKの運用ができます. このコネクターと音声信号の接続ケーブルを作っておけば,Windowsマシンはもちろん,MacでもLinuxでもRTTY(AFSK, RTTY), PSK31の運用が可能です. QSO †CW 2008-03-13 †cocoaModemでCW QSOしました.といっても国内移動局を呼んだだけで,自分のコールサインと"GA 599 TU"のみです."E E"をプリセットしなかったので,やや尻切れの感がのこりました^^; パケットと同じ設定でやればいいのですが,長年通過帯域の中心を600〜650Hzにして,帯域幅は広くても1kHzで聞いていますので,PSK-31と同じ設定ではやりにくいです. そこで,受信はFT-1000MPのメインVFOでCWモードとして,送信をサブVFOでUSER(Packet)モードとしました. 周波数をあわせるのは,サブのVFOを回して,ピッチがメインと完全一致するようにするだけです. 問題はとっさの時に符号をどう打つかですね.送信VFOをメインに切り換えてパドルを打つ,ということですが.とっさにできるように,練習が必要です. 関連ページ †
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